はじめての石灰硫黄合剤

前回、成勝園さんでタヌキ真柏の植え替えをした際に不要になったこちらの枯れ木。

ジンもどき
以前取り外したジン

結構気に入っているので、寄せ植えの土台として再利用するための作業を行いたいと思います。

ジン
場所によっては腐り始めて指で崩れそう

まずは腐り始めている木を硬くするための処理を行います。

染み込むタイプのボンドを塗ると良い、とは聞いていたのですが、調べてみるとその手のボンドはどうやら膠(にかわ)が含まれていることが多い模様。

膠は日本に昔から存在する無添加の接着剤であり、幸運なことに妻が日本画でよく利用していることから自宅にストックがあったので、この機会に試してみることにしました。

膠にも色んな種類があります

膠と一口に言っても色んな特性があるようですが、とりあえず硬くなるという点では間違いなさそうなので、今回は三千本を使います。使い方はいわゆる一般的な膠の使い方と同じです。湯煎して溶かして使います。

膠
溶かしやすいように細かく砕いて沸騰したお湯につけます
湯煎して完全に溶かした状態
塗ってみた

全体に満遍なく塗ったら一日乾燥させます。なんとなく全体的に色合いが締まった気がします。

いよいよ石灰硫黄合剤を使用します

膠だけでも結構カチカチに硬くなった気がしますが、膠は基本的に防腐剤などの添加物が含まれていません。今回仕上がりとしてジンのように白く仕上げたかったこともあり、石灰硫黄合剤を使って防腐&化粧を行いたいと思います。先日分けていただいたもので、実際に使うのは初めてです。

ちなみに、石灰硫黄合剤はかなり強い薬剤ですので、普通のナイロン製の筆などで塗ると溶けてしまいます。馬毛の筆がおすすめです。

塗って塗って塗りまくる

今回は10倍くらいに希釈して使いました。まあ枯れ木なのである程度濃くても大丈夫なんですが、一般人には貴重な薬剤なので、少しケチってしまいました…。塗っている間にかなり暗くなってしまったので、仕上がりはまた後日ご報告します。

 


追記:仕上がりました

先日ほろ酔い状態で塗った石灰硫黄合剤ですが、1日乾燥させた後の姿がこちらです。

青白い…

思ってたよりも青白い姿になりました。特に元から木の色が濃かった部分は塗りムラのような状態になっています。とはいえ、当初の目的である「硬くする&防腐処理」という部分はクリアできたのでまあ上出来かなと。

人によってはこの不自然な白さを嫌って、墨を混ぜたりもするそうですね。この辺りはまた今後色々と試してみたいと思います。

この辺はまあまあいい感じ

さて、問題はこの木に何を植え付けるか、ですね。結構こんもりさせたいイメージなのですが、松柏や実物はちょっと管理の難易度が高くなりそうなので、無難に楓辺りかなぁ。とはいえこれに実を付けたらテンション上がりそうな…。少し気長に素材を探したいと思います。

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